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「京都のしずく」の麻生圭子さん登場!

c0039735_0524565.jpg春は桜が、秋は色とりどりの紅葉が美しい京都。晩秋の景色から冬景色に変わりゆくしっとりした季節もきれいです。そんな京都の四季をはじめ、格子戸が美しい京都ならではの町並みや京都の暮らしをつづった「京都のしずく」。ゆっくりとした時間の流れを感じる落ち着いた写真と文章から、風情ある京都らしさが伝わってきます。
はんなり顔がかわいい愛猫のロッタちゃんと、キジトラのトビちゃんのかわいい姿にも、ほっこり。以前つづっていたブログ「猫が元気をつれてくる。」からのファンも大勢います。

伝統ある町家に住みながら、五感にふれるようなセンスある文章をつづるのは、文筆家の麻生圭子さん。東京では作詞家として、多くのヒット曲をてがけていましたが、京都に移り住んで16年。いまでは和服の似合う女性として、京都暮らしを楽しんでいらっしゃいます。

今週は、そんな京都暮らしの日々と愛猫との暮らしぶりを通して、見る人の心を和ませてくれる「京都のしずく」の麻生圭子さんに登場していただきました。

エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログをはじめたきっかけは?
麻生圭子さん:きっかけの前に、そこに至るまでのいきさつをお話してもいいですか? ちょっと長くなりますけど。
2002年に、ホームページ「Keiko ASO’s SEASONnig」を立ち上げたものの、私自身はプログラミングができないので、当初は自分でまったく更新できなかったんです。それで2003年だったかな、そのなかのひとつのコンテンツとして、自分で更新できるCGI形式のものを作ってもらったのがはじまり。その後、ブログ形式にバージョンアップ。コメントも付けられるようになり、読者の方たちとの距離が一気に縮まったような気がします。音楽系のアーティストの人たちのCDが本なら、ブログはライブみたいな感じかな。
2008年、旧ブログと平行して、猫ブログ「猫が元気をつれてくる。」を自分で立ち上げました。これがexciteさんとの出会いです。それを旧ブログと合併させたのが、現在の「京都のしずく」です。

エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
麻生圭子さん:「京都のしずく」というタイトルは、私、水が球状に膨らんで、満を持して、しずくとして落下する、その瞬間が好きなんです。京都での日々の暮らし、猫との風景の、そんなしずくを切り取ることができたら、という願いが込められています。
でも、exciteのゴールドプロガーさんなんかと比べても、写真はまだまだ。なので年内にプロ仕様のレンズを買おうと画策しております。問題はそこなのか?という突っ込みが入りそうですが…。
文章のほうはプロなので、ブログではあえていちばん大事なことは書かない、書きすぎない、平たく言ってしまえば、「真面目な手抜き」を心がけております(笑)。す、すみません。でもここで完結しちゃうと、原稿書きの仕事のモチベーションが下がるので。余白をたっぷり残しておくと、書きたい〜、書かせて〜、という仕事への意欲が湧いてくるんです。

何か、話が前後しちゃいましたが、私=麻生圭子は、現在の職業はエッセイスト、東京時代は作詞家でした。結婚を機に、京都に移り住んで16年になります。今は築80数年の町家(国の登録有形文化財)で、建築家の夫と猫と暮らしています。猫は2匹、ロシアンブルーのロッタ(女子・9才)と、その長男のトビ(キジトラ・8才)………、だったのですが、トビのほうは2011年の11月8日、忽然といなくなってしまいまして。
ものすごーくかわカッコいい男子猫で、読者のマダムたちには大人気だったんですよ。某通販雑誌に、3年間も連載を持っていたことがあるんですよ。あ、私ではなく、トビが、ですよ。アイドル猫多しといえども、エッセイストだった猫は愚息、トビくらいでは(笑)。

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↑自宅の庭で。紅葉狩りをするトビ。季節を愛する猫でした。
 
エキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は?
麻生圭子さん:毎日、写真を撮るようになったことでしょうか。レンズを向けるときは、猫にしろ、暮らしにしろ、いちばんいい瞬間を取り撮りたいと思いますから、心はやさしく、五感は鋭くなるんですね。知識ではなく五感で書くエッセイが、私の信条なので、仕事には大いに役立っているように思います。

エキサイトブログ編集部:ブログのよさは?
麻生圭子さん:聴力障害が進んだことで、最近はあまりマスコミに出ていないので、ブログは世の中と自分をつなぐ、とても大切なツール。人との絆でもあります。

エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
麻生圭子さん:猫みたいな人。うちのロッタに顔も性格もそっくりだと言われます。

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↑はんなり顔が評判のロッタ。

エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
麻生圭子さん:会ったことがあるエキサイトブロガーは 「カンタとハンナ」のかんはんさん。はじめて会ったときは、猫のこと、苦手だと言ってたのに、今や立派な猫ラーさん。しめしめ、です。
いちばん会ってみたいな、と興味津々なのは、「猫とベジテーション」のマルカさんかな。

エキサイトブログ編集部:一番好きなこと(モノ)、ハマっていることは?
麻生圭子さん:日々の暮らし。なかでも秋から春までの庭仕事。わが家、座敷庭、茶庭、路地、玄関庭と、全部で百坪くらいの苔庭があるんです。苔庭、好きですね。冬場は猫といっしょに庭にいるときが、いちばん心がやすらぎます。
あとは料理かな。人生50数年にして、はじめて料理に目覚めました。

エキサイトブログ編集部:夢は?
麻生圭子さん:もう一度、ロッタが出産してくれること。避妊手術しましたから、敵わぬ夢なんですけどね。

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エキサイトブログ編集部:麻生さんらしい感性の京都の暮らしや京都の四季が伝わる記事を読ませていただくだけで、とても心が和みますが、京都に住むようになったきっかけや京都暮らしの楽しさ、麻生さんにとっての京都の魅力は?
麻生圭子さん:京都に来たのは、当時、夫がまだ大学院生だったので、同居するには、私が京都に引っ越す必要があったんです。夫は11才年下なのです。で、博士課程を終了したら、東京に戻るつもりだったんですが、気づいたら、そのまま京都に居座っていました。
京都の魅力は、都会暮らしと田舎暮らしの両方を楽しめる、ということかな。盆地ですから、四季がはなやか、山や川が近く、寺社仏閣もたくさんある。百万都市ではありますが、人間サイズの都。日々、てくてくと歩き、たまにすいすいと自転車を漕ぐ。そんな地に足がついた生活が似合う都です。
成り上がりが卑下される町、向上心より探究心を刺激される町です。
  
エキサイトブログ編集部:とてもかわいいロッタちゃんとトビちゃんの写真に癒されますが、猫と暮らすようになったきっかけや猫との暮らしの楽しみは?また、記事アップの際に心がけていることなどがあれば…。
麻生圭子さん:猫とのつきあいはもう30数年になります。きっかけは最初の結婚。ひとりの時間が多く、その寂しさを紛らわすためだったように思います。私がいなければ(世話をしなければ)死んでしまう、そんな存在に、自分の存在意義を見いだしていた、というのかな。
昔「猫が元気をつれてくる」という本を出版したことがあるんですが、私の場合はまさにそれ。万年ゆるーくウツ気味の私に、猫は元気と自信を与えてくれる存在です。
猫は冬の日差しに似ているかもしれませんね。そこにある、いるだけでいい。
 
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↑2010年、鴨川でのお花見。京都でいちばん赤が似合う男猫。赤いハーネスをつけて。

エキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
麻生圭子さん:早朝と夕暮れ。何かと何かの間(あわい)、うつろう時間が好きです。
京都の場合、いちばん日差しが美しい時間でもありますからね。

エキサイトブログ編集部:数ある記事の中でご自身が気に入っている記事、また、読者に評判だったポストは?
麻生圭子さん:●「お見合いレポート#1」(2010/04/19)
●「お見合いレポート#2」 (2010/04/19)
猫カテゴリのもの。
五条坂の河井寛次郎記念館の看板猫だったシマちゃんと、うちの猫トビがお見合いをしたときの記事です。めでたく婚約、別居結婚と相成ったのですが、シマちゃんは去年の11/28に、トビは今年の11/08に、いなくなりました。
きっと今頃は一緒なのよ、と、河井寛次郎の孫の鷺さんと話し、おたがいを慰めあっています。美男美女のカップル、ぜひ見てみてください。

旧ブログの中から。
●「おせちをいただきました。」(2010/0/1/02)
京都の町家での正月飾り、おせちなどの画像、満載。
見ていただけるとうれしいです。

●「送り火の翌朝のこと」(2011/08/18)
被災地、陸前高田の松の件で、二転三転した2011年の五山の送り火。
翌朝、消し炭を拾いに、その大文字山へ登ったときの記事です。

●「大好きな洗面所」(2011/07/29)
昔の家なので、浴室や洗面所、トイレは別棟。
ガラスの簀の子の洗面所や猫足のバスタブ。私の大好きな場所の紹介記事です。

●「立冬の筆先の」(2010/11/07)
冬の町家の日差しは本当に美しい。華奢ではんなりまったり。心やすらぐ景色の記事です。

●「トビとロッタとのあの頃と」(2011/08/21)
トビの誕生日に、彼がロッタから生まれた日のことを振り返ってみた記事。
2003年の、生まれたてのトビの写真もあります。

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↑わが家の座敷庭。

エキサイトブログ編集部:3日間のフリータイムをもらえたら何をしたい?
麻生圭子さん:3日間のフリータイムがあったなら? 大分県内のあちこちを訪れてみたいです。大分は私のいずれの父母(実父母と養父母)も、その故郷なので。日田、臼杵、杵築、玖珠あたり、レンタカーを借りて、カメラ持参、気ままなひとり旅ができたらいいなあ。

エキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
麻生圭子さん:地球から600光年離れたところに、水が液体で存在する惑星が見つかったこと、かな。 

エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
麻生圭子さん:いつもありがとうございます。
音楽でたとえるなら、ブログはライブ、書籍はCD。来年は、京都暮らしの本、猫の本、京都観光の書籍を、一冊ずつ、出せるよう、がんばります。応援してくださるととってもうれしいです。
 
エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。

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↑夜明け前の、雪の清水寺。うちから歩いて10分くらいです。




【麻生圭子さんのお気に入り&好きなブログ】

ネコが元気をつれてくる。
エキサイトをはじめて利用した、私の猫ブログ。今は休止中です。
カンタとハンナ」。
このブログを立ち上げるときに、お手本にしたのが、こちら。でもこの2つはベスト5からは除外ね。スペシャルということで。
 
下記がベスト5 です(順不同)。
猫とベジテーション
手作りの家、庭、そして猫が出てくるブログ。
シャビーなセンスは必見です。会ってみたいな、と思っている人のひとり。

Digital Diary
庭仕事と、犬と猫、家族との日々の暮らしを綴った、写真も美しいブログ。
  
和食の定番おかず、3品で渋弁当ブログ
ブログだけでなく、公式サイトも持っていて、両方、覗いてます。参考にして作ることもありますが、うつわや写真がとっても自然で、見ているだけで和みます。

受け継いだ京の暮らし
京都の需要文化財の町家に住む友人のブログ。
町家に、庭に、料理に猫、私とは記事がかぶることが多いのだけれど(笑)、私は自己流の町家暮らしだけど、彼女は本物。

Maru in Michigan
ミシガンで国際結婚をしている人のブログ。ミシガンの風景、ハーフのかわいい男のコと、犬たちの写真がやわらかく美しい。ご主人の実家の広大な敷地にはプールもセスナもあるの。見ているだけで心も広がるブログ。




【麻生圭子さんのライフログ】

東京育ちの京都案内

麻生 圭子 / 文藝春秋


京都に移り住んで、はじめて出した、雑誌には載せられない京都エッセイ 一弾目。

京都がくれた「小さな生活」。 (集英社be文庫)

麻生 圭子 / 集英社


最初の住んだ小さな町家でのエッセイと、私が推薦する京都のおいしいもの、お店、宿のお話。
オールカラー。一部を除き、写真も私が担当。

茶わん眼鏡で見た京の二十四節気

麻生 圭子 / 日本経済新聞社出版局


日経新聞社のwebに連載したものをまとめたもの。
現在、住んでいる町家の修復顛末記や京都の町、季節と共存しながら暮らす、やわらかなエッセイ。

麻生圭子さんの「京都のしずく」を読んでみましょう。
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by blog_editor | 2011-12-09 23:46