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「はしもとみおのナマケモノ日記」のはしもとみおさん登場!

c0039735_15201932.jpgいきいきした瞳に、しなやかな体のラインや毛並み、息づかいまで感じられるような、動物たちのありのままの美しい姿。まるで生きて、すぐそこにいるような…、手を伸ばせば目の前で動き出しそうな…、命の輝きを感じる動物たちの彫刻に、ただただ感動するばかり…。
たったひとつの命であり、その動物の性格や体温、表情までを五感で記憶し、そのまま丸ごと表現するために、ひと彫りひと彫り手をかけることで、本当の命が吹き込まれるかのようで見る人の心を釘づけにします。
そんな動物たちの自然な姿を残す彫刻家として、コツコツと日々木を彫り続けるはしもとみおさん。

以前、「今週のピックアップブロガー」でご紹介した「はなももの別館」のはなももさんと、縁あってブログで出会い、はるか海を超えて砂漠の国を訪れ、はなもももさん宅のガゼル親子や多くの動物家族たちの姿を彫ることになりました。そんなすてきな出会いと宝物の時間から生まれた、砂漠の国に住む動物たちのいきいきした彫刻作品にも注目です。

今週は、見る人に感動を与える彫刻家としての日々思いを、すてきな作品とともにつづる、「はしもとみおのナマケモノ日記」のはしもとみおさんに登場していただきました。

エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログをはじめたきっかけは?
はしもとみおさん:大学院に行くきっかけで、知り合いのひとりもいない、愛知県に行くことになり、今まで住んでいた大阪や東京や全国にバラバラになった友だちに、近況を伝える手紙のような気持ちではじめました。

エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
はしもとみおさん:私は、日本には数少ない仕事、“彫刻家”という仕事をしています。主に動物のリアルな肖像を作る作品作りをしています。
実際、彫刻家と言っても、いろいろな仕事を兼用してやっている方が多いのですが、100%の彫刻家という仕事はどのようなものなのか? どんな毎日を送って、どんなことを考えているのか?ということ…。そして、美術の仕事で生きていくということを、美術をよく知らない人に伝えたいと思っています。

また、最近は美術の仕事をめざす後輩たちもたくさん読んでくれているとのことなので、たくさんの後輩たちへ、あきらめずに続けることの意味や、美術で生きる厳しさ、職業としての美術家の暮らしを、「がんばれ!」のメッセージを込めて伝えていきたいと思っています。

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エキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は?
はしもとみおさん:たくさんの出会いがあるということに気がつきました。インターネットの中も、ちゃんとみんなが意志や思いを持って暮らしていて、ブログで巡り会えた出会いは数知れず…。特に遠方の方々にも出会えるのが、とてもうれしい瞬間です。

エキサイトブログ編集部:ブログのよさは?
はしもとみおさん:私たち“もの作り”の人間は、言葉を使うのがとっても苦手です。言葉で伝えられないことを、作品に込めたりしますが、それでもあふれる思いを、言葉で伝えていくことは、彫刻を作る上でも大きな力につながると思います。
そんな意味で、ブログをはじめてから言葉作りが好きになってきたことが、ブログをやっていてよかったな、と思う瞬間です。

エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
はしもとみおさん:題字の通り、ナマケモノ日記と言うことで、基本、ナマケモノです。仕事では小動物のように動き回りますが、プライベートはゆるゆる、と暮らしています。

エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
はしもとみおさん:私のブログを読んでくださる方々とはぜひお会いしてみたいですが、ご縁があって、実際にお会いできたのが、「はなももの別館」のはなももさん、旦那様、たくさんの動物の家族たち。あとでその話もじっくりさせていただきますが、お会いできて本当に良かったと思っています。

エキサイトブログ編集部:一番好きなこと(モノ)、ハマっていることは?
はしもとみおさん:空いた時間にのんびりバイオリンをひくことです。兄はジャズドラマーなのですが、私と兄は小さい頃からバイオリンを習っていたので、兄は音楽の道へ、私は美術の道へ、それぞれ別れていったので、兄が作った曲などをたまにバイオリンで遊びでひいたりしています。音楽はなくてはならない趣味の時間です。

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エキサイトブログ編集部:夢は?
はしもとみおさん:少し郊外の大きな土地で、動物たちを育てながら、彫刻を続けていきたいと思っています。
そこに小さなカフェや本屋さん、レストランや音楽室、工作室、学校のような場所、いろいろなお店の集まりの場所を友人たちと作れたらいいなと思っています。

エキサイトブログ編集部:動物たちの彫刻作品の数々に癒されるとともに、才能の豊かさに驚かされますが、彫刻をはじめられたきっかけやその魅力は? 自分らしい作品作りについても語ってください。
はしもとみおさん:はじめは、動物たちと関わる仕事がしたいと思っていたので、「獣医さんや飼育員さんになれたらいいな」と思っていました。
けれど15歳のとき阪神大震災に遭い、たくさんの大好きだった動物たちも、次の日、もうそこにはいない、という経験をしました。
思い出そうと思っても、その姿が思い出せず、写真でしかその愛らしかった姿を残すことができない。「まるごとを残したかった…」とそのとき思って、少し、未来への考え方が変わりました。
動物たちの目の前にある震えるくらい美しいその姿を、たくさんの人に伝えることができたらいいな…と思いました。
それからは何か強い力に引っ張られるように、「私が作らなければ」という思いで、美術を死にものぐるいで勉強し、動物のそのままの姿を作る、彫刻家になりました。

私は、自分の作品を作っている、という意識はまったくないので、現代の美術や、アートのようなかっこいいものではなく、作品、という言葉もなんだかあまり使うことがありません。
ただ、目の前の美しい命の姿を、木の中に残す、という仕事だと思っています。
なので、美術作家さんたちのように、作品のコンセプトがあるわけではなく、生きている動物たちのありのままの美しさが作れたらそれで充分だと思っています。
これまでも、これからも、その思いはずっと変わらないと思います。

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エキサイトブログ編集部:ブログを通じて出会った「はなももの別館」のはなももさんちのガゼル家族をはじめ、動物たちを彫刻するために、一か月滞在されたようですが、そのときのいきさつや滞在中の楽しかったこと、感動したことなどは?12月にはその作品展も行われるようですが、見どころや楽しんでもらいたい点などを…。
はしもとみおさん:遠くアラブ首長国連邦に住むはなももさんは、私のブログを偶然見つけてくださいました。
私のブログを見て、自分のお家で共に暮らしている動物の家族たちの彫刻を作って欲しい、と思ってくださり、すぐ連絡をくださって、その後メールでやり取りを重ねながら、はるばるアラブまで、去年一ヶ月取材のため滞在させていただきました。

毎朝4時におきて、猫たちの餌やり取材、砂漠に昇る朝日を見ながらの、犬たちの散歩の取材。午前はガゼルチームの取材、午後は暑すぎる時間は少しお昼寝をして、夕方またガゼルや牛やラクダたちの取材…。取材は、主にスケッチです。水彩画で、約60枚の動物たちの絵を描きました。
晩ご飯はよくはなももさんと一緒にわいわい作りました。私は姉がいないので、お姉ちゃんができたみたいでほんとに楽しい時間でした。
旦那様に砂漠にドライブに連れて行ってもらったり、はなももさんとドバイでお買い物をしたり、チャイを飲んだり。ひとつひとつが宝物みたいな思い出です。
帰る時はなんだか寂しくて、部屋にこもって泣きそうになりながら、一ヶ月の貴重な思い出とたくさんのスケッチたちをただ見返していました。

現在はなももさん家のガゼルや猫たちを、彫刻しているところです。おおよそ半年から一年はかかる、長い彫刻の仕事です。そのすばらしい出会いと、美しい動物たちの姿を、日本の皆さまにも、見ていただきたいと思い、関東地方の神奈川県をはじまりに、名古屋、大阪でも巡回展をして、2011年から2012年中に日本各地で展示会を企画したいと考えています。
また、はなももさんの日常的に撮られているお写真があまりにも素晴らしいので、彫刻の展示会に、はなももさんのお写真もぜひ飾らせていただこうと思っています。
遠くで育った、今の時代でなければ、決して出会うことのなかった美しい動物たち。そのありのままの姿を、たくさんの方に見ていただければいいなと思っています。

エキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
はしもとみおさん:愛犬・月くんとの散歩の時間がいちばん仕事を忘れて無になれる時間です。夕焼けを一緒に眺めたり、公園で日が暮れるのを待ったり。
常に何かを考えている仕事なので、ただ、“歩く”という散歩の時間は、充電にもってこいの時間です。

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エキサイトブログ編集部:数ある記事の中でご自身が気に入っている記事、また読者に好評だった記事は?
はしもとみおさん:★思い入れのある記事
●「デッサンのススメ」(2011年8/12)
デッサンについての思いをまとめたものです。絵が苦手だと思っている方にこそ、「絵を描いて欲しい」という思いをこめて…。

●「やあ、またね」(2010年12/8)
はなももさん一家との、思い出を語った最後の記事です。

●「せんぱい。」(2010年7/10)
たくさんの、美術の仕事でがんばっていこうとする後輩たちにメッセージを込めた記事です。

●「こころでかんじる」(2010年11/25)
●「砂漠の真ん中で」(2010年11/19)
このふたつは、UAEのはなももさんのお家からアップロードしたもの。砂漠の真ん中で考えたことを、リアルに伝えたいと思いました。

★読者に評判だったポスト
●「アトリエ」(2010年6/2  
小さなアトリエの話なのですが、たくさんの方が読んでくださいました。

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エキサイトブログ編集部:今一番したいことは?
はしもとみおさん:マダガスカル島にベローシファカを見に行きたいです。またはマレーシアにテングザルを見に行きたいです。

エキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
はしもとみおさん:ニュートリノと呼ばれる素粒子のスピードが光より速かったという実験結果が発表されたというニュース。質量を持っているものが、光より速い速度で運動できるということは、過去の地球を映し出すようなタイムマシンも可能であったりするのか!?と、興味津々です。もともと獣医師を目指していたので、理科系全般は興味があります。

エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
はしもとみおさん:ナマケモノ日記ですが、ナマケずにこれからもがんばります。

エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。




【はしもとみおさんのお気に入り&好きなブログ】

●「はなももの別館
もちろん、はなももさんのブログ。写真をながめているだけでも幸せになります。

●「奈良美智の日々
大先輩の作家さん、奈良さんの日々のことばたちは、わたしたち美術をしているたくさんの後輩たちの宝箱です。

●「nut.petit
予備校時代にデッサンを叩き込んでくれた恩師の美術ブログです。少々毒あり。

●「プシプシーナと日々のあわ
大学時代の友人である、香川にある珈琲屋店主、プシさんのブログ。歯切れのいい現代詩のような言葉づかいが好きです。

●「タブリンの窓
タブリンさんの骨格彫刻は、私の中の古代ロマンをよみがえらせてくれます。アップが楽しみでなりません。




【はしもとみおさんのライフログ】

レミーのおいしいレストラン [DVD]

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社


小さなネズミが、パリの町で大きなことを成し遂げる、素敵なお話。
私は、小さなネズミが出てくる物語で、好きなものが多いです。
公式ホームページはこちら

フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし

レオ・レオニ / 好学社


小さなネズミが、人と違うものを集めて人を幸せにする…。そんな素敵なお話。

SPARK

児玉奈央 / ビクターエンタテインメント


最近よく仕事中に聞いています。気持ちのいい歌声がすきです。

はしもとみおさんの「はしもとみおのナマケモノ日記」を読んでみましょう。
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by blog_editor | 2011-10-04 17:24